2018-11-30 天智よか天武が人気なのはなぜ?『異説・壬申の乱』 長尾 誠夫 日本の成り立ちを知る本たち 読者になる 古代史には、三つの大きな出来事三大事件がありまんねん。一つ目は、ご存知有名な大化の改新(乙巳の変)二つ目は、白村江の戦い三つ目が、壬申の乱豪華キャストで繰り広げる古代史3部作ともいえよう。1~3部までの主役を務めるのが、中大兄皇子こと天智天皇。その弟の天武天皇、その妻である持統天皇だ。(ちなみに持統天皇の父は天智天皇) ここへ額田王(ぬかたのおおきみ)が絡むのね。なんやて?ややこしい?そうか要するに、兄貴の天智天皇は白村江の戦いでぼろんちょに負けてもて大化の改新の頃のイケイケ男は過去のことになっていた。俺もうあかんわ~と弟の天武天皇(のちの)に皇位をゆずると見せかけて~の息子の大友皇子にやっぱゆ~ずろっととなるわけ。当然そうなると身の危険を感じるのが、天武天皇だ。クッソ!兄貴に殺されるかも!と思てたらその兄貴天智天皇が死んでもたのね。その後大友皇子軍団をやっつけて673年天武天皇の誕生となるのだ。日本を形作った男、中大兄皇子(天智天皇)も最後は、おいしいとこ全部弟の天武天皇に持っていかれた。 アーメン