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天智よか天武が人気なのはなぜ?『異説・壬申の乱』 長尾 誠夫



古代史には、三つの大きな出来事三大事件がありまんねん。
一つ目は、ご存知有名な大化の改新乙巳の変
二つ目は、白村江の戦い
三つ目が、壬申の乱

豪華キャストで繰り広げる古代史3部作ともいえよう。
1~3部までの主役を務めるのが、中大兄皇子こと天智天皇
その弟の天武天皇、その妻である持統天皇だ。(ちなみに持統天皇の父は天智天皇)  ここへ額田王(ぬかたのおおきみ)が絡むのね。

なんやて?ややこしい?そうか

要するに、兄貴の天智天皇白村江の戦いでぼろんちょに負けてもて
大化の改新の頃のイケイケ男は過去のことになっていた。
俺もうあかんわ~と弟の天武天皇(のちの)に皇位をゆずると見せかけて~の
息子の大友皇子にやっぱゆ~ずろっととなるわけ。

当然そうなると身の危険を感じるのが、天武天皇だ。
クッソ!兄貴に殺されるかも!と思てたらその兄貴天智天皇が死んでもたのね。
その後大友皇子軍団をやっつけて673年天武天皇の誕生となるのだ。

日本を形作った男、中大兄皇子天智天皇)も最後は、おいしいとこ全部
弟の天武天皇に持っていかれた。 アーメン


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