PONYの缶詰

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『大いなる西部』(1958)-143









チャールトン・ヘストン
キャロル・ベイカー









どんなもんか見てみました。

ペックのイメージと言いますと穏健な弁護士とか理想主義者でして「西部」と言うより「東部」
およそカウボーイじゃないですが・・

きました!馬車に乗ってペックがぁ~~ってなんで三つ揃いのスーツ姿なの?
やっぱ東部男でした(笑)西部の牧場主の娘と結婚する為に遥々やってきたんですね~

そこの使用人で密かに娘に好意を抱くうつむき加減の男がチャールトン・ヘストン
この役はジェームズ・ディーンじゃね~のかよ~ 死んでもておらんからしかたないか

牛の水場をめぐって対立する牧場主の争いを非暴力で解決しとうとする理想主義のペック
う~んこの時代にひとりまる腰で話し合いに行くんだにゃ~いかにもワイラー映画ぽくなってきた

インディアンも出てこない、保安官もいないな~

敵のボスであるバール・アイヴスが、話のわかる男気を見せることで物語を終息へ向かわせます
いい役どころ演じまして助演男優賞もGETだぜい

ボスのバカ息子(すぐれたボスの息子って大体デキが悪いのね)とペックの長い格闘が名場面
そのあとでペックが言うんですね~

「これで何が証明出来たんだ?」

どこでも平和主義なペックだ。やや無理やりないい奴ポイけど男前だから許す(笑)

長年のいさかいを東部からきたヤサ男があっさり解決してしまうのは出来すぎ感もありますが
見どころ満載の2時間50分映画でした。

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