PONYの缶詰

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『カプリコン・1』(1977) -169










ジェームズ・ブローリン (ブルーベーカー(宇宙飛行士))
ハル・ホルブルック(ケロウェイ博士(計画責任者) )










不信感があります。連日TVで日本でも映像が流れたこの戦争には多分に映画的虚構なものだった。

ねつ造映画の集大成がこの映画 『カプリコン・1』月面着陸の次は火星だ!その宇宙船の
名前が「カプリコン1号」 だが発射寸前になり突然3人の飛行士はロケットから降ろされて
無人でカプリコン1号は打ちあげられるのだった。

実は事前に致命的不具合がありながら巨費をつぎ込んだ宇宙開発、NASAに失敗は許されない
そこで全世界を騙す‘火星に行ったことにしよう作戦’が発動される

このあたりは反発する宇宙飛行士VS計画責任者 めっちゃ緊迫した展開であります


後半になると一転して荒野を逃げまどう3人の飛行士、陰謀を追う記者、追うNASAの
アクション映画になって行きます。

全体見終わりますと面白いんですが、この監督の『2010年』が良く出来ているのに
前作キューブリックの『2001年宇宙の旅』ほどにオーラを感じないのと同様で、この映画も
何故埋もれた傑作となっているのか?

語り継がれる領域ではないですが、十分2時間楽しめる内容となっていました

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