
夏休み前のある日、小学校の帰り道に上原康一(横川貴大)は大きな石を拾う。持ち帰って水で洗うと、中からはなんと河童の子供が!! 康一は、何百年もの間、地中に閉じ込められていたこの河童を「クゥ」と名付け、家族の一員のように一緒に楽しく暮らしていた。しかし、そんなある日、クゥ(冨沢風斗)は仲間のところに帰ると言い出したため、康一はクゥに外の世界を見せる。そこではじめてクゥは、環境が大きく変わったこと、仲間が近くにいないことを知り、驚いてしまう。そんなクゥを見かねた康一は、仲間を探す為、河童伝説の残る遠野へ、クゥを連れて旅に出る…。『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの『嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』と『嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』の監督・原恵一が、5年の歳月をかけて完成させた劇場長編アニメ作品。
♠アニメなのですが
感動して泣けます! これ見て泣かない人は人間じゃねぇ~~~~
人柄のいい人間などと言いますが
これだけ河童柄のいい河童に心打たれます
この映画から学ぶことは『人間の愚かさ』と『現在の日本人にかけてるものすべて』が
随所に配置されており登場人物全員の行動やセリフに深い意味と衝撃を受けます。
ラス前で無愛想なコンビニの兄ちゃん 箱詰めされた河童のクゥ
夕陽に向かって宅急便の車で遠ざかるクゥ
見守るコウイチ・・・
もう感動とせつなさで泣けてきます
あ~~行ってしまったのか・・・
そして映画を最高にした心温まるラストの展開には再び感激すること
間違いなしです。
舞台は東京の東久留米市でこのどこにでもありそうな新興住宅がまたいい設定でしたね