PONYの缶詰

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『ペーパー・ムーン』(1973)-756











テイタム・オニール(アディ)










テイタム・オニールが史上最年少で助演女優賞を受賞した。



この映画は1973年ながらも子供から大人まで楽しめる。でも十分に70年代テイストもうかがえます

パラマウント映画ですが、制作会社は「ディレクターズ・カンパニー監督(株)」と言う独立プロ
フランシス・コッポラ監督&「フレンチコネクション」のウイリアム・フリードキン監督&この映画の
ピーター・ボグダノヴィッチ監督が立ちあげた会社です。

あえてモノクロ&スタンダードサイズこれがまたいい 手前の人物にも遠くの背景にも全部焦点が
合っていて実に綺麗です。

旅をしながら詐欺で稼ぐいわゆる「旅師」モーゼは、交通事故で母を亡くした少女アディをミズリーの
おばさんちまで送り届けることに

道中詐欺の才能を開花させたアディはしだいにモーゼと息があってきます。みどころはこの二人
実の親子なんじゃ?と微笑ましく観れること 実際にライアン・オニール(モーゼ)とテイタム・オニール(アディ)が親子なだけによけいそう思えてきます。

9歳のアディがタバコを吸うシーンは踊り子だった母をマネてるんですね~
かわいいような、小憎たらしいような 大人を見透かしたかしこさを発揮するアディ

ほどよくゆかいで、せつなくて、暖かいこのバランスがとてもいいんです


旅も終わり ついにおばさんの家へあずけらるアディ・・愛用のラジオと小箱をかかえて・・

じぁな!とオンボロトラックでミズリーを遠ざかるモーゼ

アディとの思いでに少し車を止める。ふと助手席見るとそこには「ペーパー・ムーン」に乗ったアディが
ニッコリ笑う写真・・・

ルームミラーに映ったのは・・・ 感動のラストシーン


珠玉のロードムービー 最後は車のテールで締めくくるのが定番 わかってても余韻残しますね~


今見ても絶対おもしろい名作



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