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『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)第67回アカデミー作品賞-781


監督: ロバート・ゼメキス 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

出演: トム・ハンクス (フォレスト・ガンプ)/サリー・フィールド/ロビン・ライト/ゲイリー・シニーズ


ハーレイ・ジョエル・オスメント /ガンプの息子(フォレスト・ガンプ)

フォレスト・ガンプの座ってたベンチ



知能指数は人より劣るが、足の早さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。映像化は困難と思われていた原作を映画的に奔放に脚色したシナリオも素晴らしいが、やはりこれは、多くのSFX映画の中できっちりとロマンを描き続けて来たR・ゼメキスの手腕と、まるでガンプそのもののようなT・ハンクスの存在があって初めて実現し得た作品であろう。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでもゼメキスと組んでいたA・シルヴェストリが、数々の懐かしい名曲と並んで、まったく引けをとらない美しいスコアを書き上げている。スペンサー・トレイシーに次いで、ハンクスが2年連続主演男優賞を取った他、アカデミー賞では当然のごとく、作品・監督・脚本といった主要部門を総嘗めにした。


❤ぼくの名はフォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)。

『人生はチョコレートの箱みたい』って。『食べるまで中身が分からない』」 ってね。 それからぼくは思いつくままにしゃべり続ける。



少しオツムが弱いって言ってもちょっぴりマヌケなくらいなガンプ家の息子フォレスト
人と少しでも変わってるとイジメられるのはアメリカも同じです。

でもそこは特技の俊足を生かして逃げ伸びます。アラバマに住む彼にはジェニーと言う彼女が
出来るんですがお互い成長し大人になると別の道を歩み始める


フォレストはベトナム戦争へ送られエビ男ババ(海老大好きなのさこいつ)と士官のダン・テイラー中尉
と出あうがババは戦死、テイラー中尉は両足切断 唯一尻に被弾したものの無事帰還したフォレストは
英雄扱いされる。 NAM戦の描写は本格ロケでここだけ切り取っても映画が出来そうだった


一方彼女であったジェニーは、反戦活動組織に入り怪しげなヒッピー風の連中と行動を共にしながら
未だ自分自身を見いだせぬ荒んだ人生を送っていた。


映画の中のTVではニクソン、ケネディ、ジョンソン、フォードの映像と70年代のヒットナンバーが
次々に流れ当時の世相を反映します。


フォレストはあることで手にした金でババの意思を継ぎエビ漁船を購入してダン・テイラー中尉と
やがてエビで大儲けし大富豪となるが 必要以上の金は無駄金だと気前よく寄付してまわる


そうこうして月日が流れた頃にジェニーと再会し一夜を共にするが翌日朝ジェニーは姿を消す
途方に暮れたフォレストのとった行動は走ってアメリカ大陸横断 このシーンはとてもジーンとくるものがあります。


ここまでがあのベンチに座ったままフォレストが回想して話すシーン


何故このバス停のベンチに彼は来たのかがこのあと明らかになるのです


ラストシーン/フォレスト・ガンプの息子ハーレイ・ジョエル・オスメントがスクールバスに乗る
走り去るバスの風で一枚の羽根が空へ舞い上がる


素晴らしい映画でした

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