PONYの缶詰

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『理由なき反抗』(1955)-908










ナタリー・ウッド(ジュディ)
デニス・ホッパー











でもって『理由なき反抗』は「エデンの東」の次回作に予定されていた「ジャイアンツ」の
ヒロインエリザベス・テイラーが出産で延期になりつなぎで当初はB級作品として作られる予定でした。
DVDの特別版にはそこらの貴重な映像やディーンのインタビューが収録されています
そんな経緯の映画ですが公開されるやジェームズ・ディーンの代表作となっていきます。

繊細な反抗期にある若者と彼らの両親の感情この両方に焦点をあて実に深い心の動きを
描いています。ジム、プラトー、ジュディ仲良くなった3人とバズ率いる悪ガキがいます
チキンレースで決着をつけようとしますが崖からバズの車は転落して死んでしまう

3人は丘の上にある無人の邸宅に逃げ込む(この家は「サンセット大通り」で使われた家です)
そこで年下であるプラトーがジェームズ・ディーンに見せる甘えは同性愛的でさえあります(脚本では同棲愛者)

死んだバズの手下が追ってくるが、プラトーはその一人をピストルで撃ってしまいます
すでに精神的にやばいんですねー 警官も駆けつけて包囲されます。なんとかデーンの説得で
表に出たところ・・・バーン!プラトー15歳の命はついえます。

別のエンディングではプラネタリウムのドームが開いてそこから落下します
そしてカメラが内部から地上の親たちを捉えてドームのハッチがゆっくりと閉まり
真っ暗になってTHE END この方がいけてましたが・・

ジェームズ・ディーンに憧れてた当時19歳の悪童デニス・ホッパーはバズの悪グループの
メンバーにいます。



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