PONYの缶詰

野鳥撮影・風景写真・鉄道写真

MENU

『わらの犬』(1971)-950











スーザン・ジョージ(エイミー・サムナー)








【キネマ旬報「オールタイムベスト・ベスト100」】名作100本見たのか俺?選出



来ています。意味は「天と地は無情で、人をわらの犬の如く扱う」(所詮、人は動物であり、その本能や暴力性からは逃れられない)

テーマは「暴力」 初めに『時計じかけのオレンジ』などこの映画に比べれば可愛いもの

一口に暴力と言っても、言葉の暴力、差別的暴力、性的暴力、肉体的暴力いろいろあります

アメリカからイギリスに引っ越してきた夫婦がいる。旦那のデビッドは「無抵抗主義者」
争いごとは嫌いな言いかえればどこにでもいる平和主義者です。

対して町の連中は、あやうい態度で、よそ者を差別視する連中

ある日飼いネコが殺されていた。
そして妻が輪姦される(この描写はかなりエグエロイです)

しかし旦那はそのことに気付かないまま
あるキッカケから自宅を村の連中に包囲され襲撃されます。銃を持った男、窓ガラスを割る男
そこには、妻をレイプした男たちもいた。

極限の暴力の前に人はどこまで「無抵抗主義者」でいられるのか?


ここからおよそ40分間にわたるクライマックスは『わらの犬』と言う映画を絶対忘れない
強烈なインパクトを残していく。

2時間画面に釘付け間違いなし!そして観賞後はきっと長く心に刺さる映画であります。



//上に戻るボタン