子供の頃に見た花火は、音楽もなく派手なスターマインもなくて
夏の夜に一発ずつ上がる丸くて大きな花火。どーんと言う音だけが遅れてやってくるのが不思議だった。
屋台も今と違ってとてもシンプルだった
そんな懐かしい時代を今に伝える花火がある
花火はすべて一発ずつ丁寧に打ち上がる。連続で上がるスターマインは全くないのに
かえってそれが叙情的でありあ〜これだよ日本の花火はと思った
花火が終わると厳かに神事が執り行われた
毎年バカ高い観覧席でド派手な花火を追いかけてばかりいた。
今夜は日本の花火の原点を見た気がしてとても満足な夜になった。