ブログの中にも何かひとつのことに人生かけて取り組んでいる人を見かけると
それが趣味の何かであっても尊敬と敬意と憧れを抱く。
何につけてもある程度までやると満足してしまう自分には出来ないからだ
出来ない環境下になるとそれを乗り越えようとする執念みたいなものがない。
陶芸家 東健次
ライダーのツーリングコースでもある三重県松阪飯高にそれはあった
来る前は、趣味に狂った人間が作ったいわゆる珍スポット的なものじゃね?
と思っていたが、大きな間違いだったこれは・・・凄い!
何が凄いって全部陶芸だよ、窯に入れて焼くアレ
窯に入らないものはパーツに分けて焼いて繋いでいる
これを彼がひとりで作ったというのか、35年でよくここまで出来たものだ
建設資金は陶版を一枚4000円で買ってもらい賄ったそうで1万枚以上が嵌め込まれていた。
2013年完成まであと10年というところで彼は74年の人生を終えた
好きなことを死ぬまでやり続けた彼でも「俺は陶芸の奴隷だ」と言っている
なんか初めて人生観が変わったような気がした。