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大阪人が読むべき本。『大阪学』『続大阪学』 大谷 晃一





関西人ですねんとは言うけど、わて大阪人ですねんとは言わないが、大阪に暮らす
人間をとことん探求した一冊。学と付けてるだけありこれは学問でもあります。

よその作家が、大阪弁などを小ばかにして面白おかしく書いた物とは、全く別物
大阪人こそこの一冊にのめり込むはず。キタとミナミのことや、阪神タイガース
吉本、大阪のTV、CM、大阪の韓国人と幅広い分野が網羅されていた。

バブル期終盤の今から25年前に書かれた本ですが、大阪の基本は今も同じだ。
但し、ことキタに関しては、この10年で驚くほどに変化したと思います。
僕らの時代、キタというのは大阪駅から南、中之島あたりまでだった。
大阪駅の北は、貨物線の線路がだぁ~~っとあるだけだった。
今は、えっ?ここほんまに大阪かいな?と思うくらい洗練された街に変貌している。

ミナミの景色との差は、より鮮明になりましたね。北・南じゃどこかわからんけど
片仮名でキタ・ミナミ、もしくは、言葉に発するときも最初のキ、ミを強めることで
どこへ行くのか理解できるのも不思議である。

僕の育った京阪沿線あの町も出てきておおおお!でたぁでした。



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