2019-03-08 『学校』(1993)-192 【か】映画レビュー 読者になる 「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督が15年間温めてきた教育についての企画を映画化したドラマ。東京の下町にある夜間学校を舞台に、様々な境遇の生徒と教師の交流を描く。下町の一角にある夜間中学の教師・黒井。卒業式も近づいたある日、卒業記念文集のための作文の授業を行う。原稿用紙にそれぞれの思いを綴る様々な職業、年齢の生徒たちの横顔を見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る……。出演: 西田敏行 新屋英子 裕木奈江 竹下景子 萩原聖人 翁華栄 中江有里 田中邦衛 神戸浩 渥美清 大江千里 笹野高史 大和田伸也 園佳也子 坂上二郎 すまけい 小倉久寛 浅利香津代 生徒がいます。それぞれのエピソードを先生クロちゃんこと西田敏行を通して描く印象的だったシーンは、イノさんこと田中邦衛が初めて書いた手紙のくだりでそれは竹下景子先生への西田敏行に相談する。オモニの焼き肉屋でその手紙を見せて先生も万能でなく生徒も苦しければ先生にも人との心の繋がり その難しさを見事に描きます。山田洋次映画やっぱいいな・・・心に沁みますね。今は夜間中学ってまだあるんだろうか当時で35校だったようです « 『狩人の夜』(1955)-193 陰日向に咲く »