PONYの缶詰

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『コーザ・ノストラ 』(1998 )-298

監督:サディアス・オサリヴァン /製作総指揮: ロバート・デ・ニーロ




Witness To The Mob Part 1


❤コーサ・ノストラ(La Cosa Nostra)とは、イタリア語で「我らのもの」とか「俺達の世界」と言う意味で彼らは自分たちをそう呼び合う。僕たちは単に彼らの組織は「マフィァ」と呼びますが
内部ではコーザノストラと言葉にしています。


組織の創始者は1931ラッキー・ルチアーノによる。50年の刑を受けながらわずか9年で出所し
空港で嘔吐しあっけなくこの世を去った伝説の大物です。


暗黒街の組織は何故イタリアなのか?おそらくイタリア移民がアメリカで貧困な暮らしをしていて
それを侮辱しまくった先住民への反抗心が悪の組織を生み出したと思われる。


さて時は1970年代、ひとりの青年がある殺しをキッカケに組織の目にとまります
やがて正式に『コーザ・ノストラ 』の一員となりのし上がっていくのですが
これをその主人公のナレーション入りでその時その時の感情を交えて語るのが面白い


終身刑を言われながら数年でムショを出る姿はルチアーノと重なるがこちらの場合は
沈黙の掟(オメルタ)を破り法廷で組織の秘密を暴露する見返りである。


『コーザ・ノストラ 』の法律などいくら、「私が誓いを破る事があれば聖人の貴方の様に我が身も燃え尽きる」と言ったところで裏切りの恐怖は裏切りを呼ぶ死の連鎖である


主人公の奥さんがこの映画でも最後に離婚を切り出す。この世界に生きる女もまた
深い後悔の念にさいなまれるのです



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