PONYの缶詰

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『ジャイアンツ』(1956) -374











ロック・ハドソン(ジョーダン・”ビック”・ベネディクト)
デニス・ホッパー(ジョーダン3世)






レズリーに恋心をもったベネディクト家の使用人のジェット・リンクは、石油を掘り当て億万長者となる。ヴィック・ベネディクトとレズリーの人生、2人に生まれた子供たちの人生、石油王になったジェット・リンクの人生。そして、第二次世界大戦の戦争で1人息子が犠牲になった家族や人種差別なども描かれ、物語は進んでいく。



そして『理由なき反抗』チームであるジェームズ・ディーン、デニス・ホッパー、サル・ミネオ
サル。ミネオは『理由なき反抗』でディーンを慕う少年役で最後に射殺された俳優ですね

初期のアカデミー作品賞で僕が絶賛してた映画に『シマロン』と言う映画があるのですが
この『ジャイアンツ』も同じ作家が12年かけて書いたものです。

どおりで全体の流れ見ていてこれ『シマロン』に似てるなーと思ってました。


さて『ジャイアンツ』とは決してあの我が敵である巨人軍のことではなく「テキサス州」という意味です。

成金成り上がり者の栄光と没落、大牧場から石油産業へと時代が変わるなかで生きる家族の
壮大な物語です。 実に素晴らしい内容

ジェームズ・ディーン出演作の中でも『エデンの東』『理由なき反抗』より格段にいい
もちろんエリザベス・テイラーの熱演によるところも大きいですが、内容が前の2作に比べて
とてもわかりやすいのがいい

また最後に男気みせたロック・ハドソン、息子のデニス・ホッパー、自分の建てたホテル祝賀会で
泥酔するジェームズ・ディーンの演技などそれぞれに見せ場があり役者も光っています。

テキサスの広大な背景が、この大河ドラマをさらに盛り上げる。

これは誰が見ても何かを感じれて ?あれどゆうこと?見たいに悩まず見れる傑作

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