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『我等の生涯の最良の年』1946年/第19回アカデミー作品賞-955



製作: サミュエル・ゴールドウィン


THE BEST YEARS OF OUR LIVES(1946:アメリカ)『我等の生涯の最良の年』


監督: ウィリアム・ワイラー



ストーリー
第二次世界大戦が終わり、出征した3人の男が同じブーンの町に帰ってきた。中年の銀行員アル(フレデリック・マーチ)を出迎えたのは、妻ミリー(マーナ・ロイ)と、すっかり成長した娘ペギー(テレサ・ライト)、息子ロブだった。

かつてドラッグストアに勤めていたフレッド(ダナ・アンドリュース)を待っていたのは、息子の安否を常に気遣っていた父と母。だが、出征する20日前に結婚した妻マリー(ヴァージニア・メイヨ)の姿はなかった。夫の帰還を待ちきれずに家を出た彼女は、ナイト・クラブで働いてるらしい。

若い水兵ホーマー(ハロルド・ラッセル)は戦火の中で両肘から先を失っていた。鉄カギ付きの義手という痛ましい姿に、彼の両親と恋人ウィルマ(キャシー・オドネル)は激しいショックを受ける。

3人は社会や家庭で復帰するが、その姿は三者三様であった。やがてフレッドはアルの娘と、ホーマーは恋人と結ばれるのだった。


❤昭和21年終戦まもなく作られた映画そのものでアメリカ同じ町に住む3人の帰還兵の出会いから

始まる。セリフの中に「ヒロシマ」「原爆」「沖縄」「硫黄島」など日本戦での描写がある


それぞれ事情の異なる3人の帰還直後の1年をうまく絡めて描いており

見どころは異次元の戦争を体験した兵士たちと彼らを待ちながらも戦火をしらない家族

そして戦争を新聞やメディアで傍観していた人達ちとの温度差


少しづつ元の平和な気持ちに戻っていくそれぞれの人生、家族愛はウィリアム・ワイラー らしい

まとめ方でしたね。

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