幸せとは寓話であり不幸とは物語である。
今まで何冊か読んだ
村上春樹は、その世界に脳がパンクしそうだった。
しかしこの本は、良かったね~ 春樹やっぱすげーな!
何よりちゃんとストーリーがあってしかも完結するのがいい。
もちろんこの一冊で膨大な量の知識も得ることができる。
東京に住んでる15歳の家出少年が、四国の高知へ行くのね、いろいろあって
また元にもどる。
生きることの意味、死ぬことの意味を深く考えさせられる。
後半になり
カフカ15歳と60歳ナカタさんのパラレルで展開する見せ場が好きです。
読み終わるとかなりどんよりした気分になる。事実その夜は気分が悪くなり
寝付けなかった。長く記憶に残りそうな一冊でした。