PONYの缶詰

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思わず口角が上がるで『輝く夜』 百田尚樹



どれもが心温まる短編5つ 聖夜のファンタジー


5編全部が、クリスマスイブの出来事。そして主人公はいずれも女性。
僕はこの中の「タクシー」が一番好き。

イブの夜、酔っ払いのオンナがタクシーに乗り、愚だを吐きまくるのね
運転手は無視、5年も前にいった沖縄で出会ったオトコの話を延々とする。
その時の相手に本当は鞄縫製工場で働いてるが、自分はスチュワーデスだと
嘘をつく。東京に戻りデートを重ねる。もう嘘は付けないどうしよう
別れるしかない。聞いてないのにひとりでべらべらしゃべる女に・・・・
奇跡のクリスマスイブが訪れるのだぁ~

あのハゲの百田君、いったいどんな顔してこのようなファンタジーを書いてるの?
頭に極太マジックで“嘘つき!”と書いてやりたいぜ。

ピュアなハートがまだ残歯くらい残っている女性なら泣ける一冊。

おすすめ度:




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