PONYの缶詰

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『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)-296









ブノワ・ポールヴールド(バルサン)
マリー・ジラン(エイドリアン・シャネル)






母親を亡くし、父親に見捨てられたガブリエル・シャネルは、姉と共に田舎の孤児院で少女時代を過ごす。やがて、仕立屋でお針子仕事をする傍ら、姉と共にキャバレーで歌を歌い、つましく生計を立てていく。また、その時の持ち歌から“ココ”の愛称で呼ばれ、本格的に歌手を志すようになるガブリエル。そんな彼女はある日、エティエンヌという裕福な将校と出会う。愛人関係となった彼の支援で歌手になる夢も膨らみ、上流階級の社交界も知るガブリエル。ところが、歌手の夢は潰え、愛人に留まるだけのエティエンヌとの生活も次第に陰りが見え始める。しかし、この時ガブリエルには裁縫の独創的で類い希な才能が芽生えていた。そうした中、本当の彼女を理解するイギリス人の実業家ボーイ・カペルが現われ、相思相愛となるのだが…。


主役は『アメリ』のオドレイ・トトゥです。ブランドのCHANELは知ってても“ココ”・シャネル本人を
知るいい機会です。 成功物語と言うよりも彼女が実際どんな女性であったかを切り取って映画にしています。

一言で言えば、勝ち気で男に媚びないクールなねえちゃん

確か孤児院育ちだとわかったのは最近になってからだったと思います。当時孤児院育ちの
女性が成功することなんてありえなかった。娼婦になるか下働きか縫い子くらいだろう

もしくは初めココが目指したように酒場で歌い芸能界を夢見ること
そこにはスポンサーになる金持ちの男の存在は無視できません。

二人の男、バルサンとカペルの出会いがなければ運命は切り開けなかったでしょう。
見どころはあんなにツンツンしてたココが恋に落ちてカベルだけに見せる笑顔
一方のバルサンも彼女に向ける愛情が高まるあたり いいラブストーリーが展開します。


フランスの2大有名人といいますと‘エディット・ピアフ’‘ココ・シャネル’ですが
成功の影で同じように愛する男を事故で失っています。

人間だれしも初めから目標を持って成し遂げることは少ない
閉じ込められた才能を埋もれさすも開花させるも‘恐れず進む’こと
ココも好きだったんですよねー服作りが・・


もし翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすためにどんなことでもしなさい

ガブリエル・ボヌール・シャネル 




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