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『レベッカ』第十三回 1940年アカデミー作品賞-925

第十三回 1940年アカデミー作品賞



監督:アルフレッド・ヒッチコック


出演:ローレンス・オリビエ/ジョーン・フォンティーン

 

J・フォンテイン演じるヒロインが、リビエラの旅行で英国紳士マキシムと出会い、彼の後妻としてイギリスの屋敷にやってくる。だがその屋敷には、マキシムの死んだ前妻レベッカの、見えない影が全てを支配していた……。ヒッチコックの渡米第一作となったゴシック・ロマン。




♠40年代最初の作品賞は初のハリウッド進出ヒッチコックです。


難解な筋書きどう書こうかなー


序盤はさらっと金持ちの兄ちゃんオリビエと綺麗な姉ちゃんフォンティーンが恋におち

あ!という間に結婚しますね


中盤は嫁ぎ先の屋敷で亡くなった前妻【レベッカ】がトラウマとなる後妻と旦那
そこへ絡む不気味なメイドこいつが出だしから怖い!いやな女です


後半になるとですねしだいに【レベッカ】の死の真相に迫ります
実に不気味かつ難解な仕掛けで一言もセリフから目が離せません


そしてラストで厭なメイドが屋敷に火を放ち全焼!燃え盛る炎の中で【レベッカ】の

頭文字【R】の刺繍がメラメラと燃えていくあたり【市民ケーン】のラストで『ローズバット』の

【R】が燃えて行くのとかぶりました~~~~



見終わるとこの映画の主人公はただの一度たりとも映画に登場しなかった【レベッカ】であり

死人に口なしと言うがとんでもなく死人が仕掛けたトラップに翻弄される


推理サスペンス好きにはたまらない映画でしょう

後味は決して良くないそれがヒッチコック





評価:8

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