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『サイコ』(1960)

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PSYCHO(1960)/サスペンス

監督:アルフレッド・ヒッチコック / 「レベッカ (1940)」「ダイヤルMを廻せ! (1954)」


出演:アンソニー・パーキンス(ノーマン・ベイツ)ジャネット・リー(マリオン)ヴェラ・マイルズ(ライラ・クレイン(マリオンの妹))


エドワード・セオドア・ゲイン(エド・ゲイン)『サイコ』のモデルになるサイコキラー

 

 

 


地方都市に住むマリオンとサムは昼間から情事にふけっている。結婚をねだるマリオンに、サムは経済的な理由をつけて応じない。その後出勤したマリオンは仕事で大金を預かり、出来心から横領する。逃避行の末、とあるモーテルにたどり着いた彼女は若き経営者ノーマンと会話を重ねるうち、自首を決意する。独りになりシャワーを浴びるマリオンに、突然侵入してきた影が襲いかかった。

 


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Psychopath(サイコパス)『サイコ』とは簡単に言えば‘きちがい’である。

「近所への差し入れは鹿肉」一度も鹿狩りに言ったことなどないエド・ゲイン
それは後に人間の肉だったと判明する。

映画の元になってるエド・ゲインのしたことを少し書きましょう
死体を墓から掘り出して切り刻む 飽き足らずに新鮮な死体が欲しくて隣人などを殺害
それを家の天井から滑車でつりさげ食用処理した牛のように股間からみぞおちまで切り裂き
内臓は抜きとり冷蔵庫に保管。ランプの傘は顔面の皮膚で作った。すだれはヒモに唇を沢山通したものだ

少なくとも15人の死体はそうしてあらゆる部位に分解され性的倒錯の世界に浸っていた
映画「ハンニバル」も真っ青な超サイコ野郎だった。 もちろんこれはらまだごく一部であり
実在の人物の話であります。

さて映倫が厳しい1960年には当然ながらこんな場面を映像化できません
そこで観客は鳥のはく製などに置き換えられた部屋から恐怖を「頭で描く」のです。

とてもうまい作りになっていて初めは男女の情事のもつれからつい出来ごころで
勤め先の不動産屋から4万ドルの現金をパクッたマリオンが恋人の元へ逃げる
途中で立ち寄ったモーテルのオーナーにわけもなく殺される(有名なシャワーシーン)

このオーナーこそが、エド・ゲインである。

主役であるはずのジャネット・リーは前半で早々と姿を消す。この為途中から映画を見た
観客はいつまで待ってもジャネット・リーが出てこずに??となるだろうと
公開時には一切の途中入場が禁止されていました。

これこそヒッチ・コックの真髄見せつける映画ではないでしょうか

そうそう不動産屋の女子事務員パトリシア・ヒッチコックは監督の娘です

 

※ヤフブロ移転記事です。バグッてたので編集しました。※

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