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仏像探検【7】華厳宗本山東大寺

華厳宗!仏教宗派は13あり大きく奈良・平安・鎌倉仏教に分けられます

華厳宗は奈良仏教南都六宗のひとつ 宗祖は良弁(ろうべん)

その総本山が修学旅行の定番コース東大寺。

誰もがその大きさに圧倒されおおおお!奈良の大仏や!と言う(毘盧遮那仏坐像)

こんだけデカけりゃ「大仏」で間違いないけどじゃぁどの大きさから大仏と

呼ぶのか?

丈六仏と言う言葉があります。釈迦の身長が4メートル80センチ(一丈六尺)

なので丈六、坐像なら半分の2メートル40センチが仏像の大きさの基本

これより大きい仏像を大仏と呼びます。

仏像最初の見どころが南大門

大仏様と呼ばれる建築様式で天井がないのが特徴です。(屋根はあります)

ここの左右に向き合って立つのが運慶・快慶作の金剛力士像

運慶快慶って親子?兄弟?違うんです他人なんですよね〜

運慶の父が経営する工房で働いてたのが快慶。ちなみに東大寺南大門の

阿形像が運慶作、吽形が快慶作と言われてますが、チーム運慶工房なので

ひとりで作ったわけではありません

普通南大門の南を向いて向かって右に阿形左に吽形ですが、東大寺ではお互いが向き合い配置も逆になっています。これは再建時に宋を見てきた坊さんが、宋じゃこれが

ナウいんだぜ!とこうしたらしい。

大仏殿の前に大抵見過ごされがちな国宝があります

国宝『金銅八角灯籠』

ほぼ創建当時からある灯籠で中でも笛を吹いてる【音声観音菩薩】が見どころ

大仏殿の中の仏像を見ていきます

中央に本尊毘盧遮那仏坐像

向かって左手に【虚空像菩薩坐像】

右手に【如意輪観音坐像】

東西南北を四天王が守るのですが・・・(持国天・広目天・増長天・多聞天)

広目天

多聞天

残念ながら再建時の財政難(だと言われる)により持国天と増長天は頭部のみが

作られた

この後東大寺ミュージアムに行って白鳳彫刻の頂点とも言われる

四天王像を見てきました。同じ四天王でも全くテイストが違います

最後に番外編 久しぶりに東大寺の野鳥!

コゲラ

メジロ

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