PONYの缶詰

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フィリピーナと働くこと

一週間程前から、僕の職場にフィリピーナがやってきました。
内心、とうとうこの日が来たのかと色んな意味で不安でもあった。
それ以上に向こうの方が不安なのだろうけどね

年の頃は30代半ばか、すらっとしていて若さがにじみ出ている。
既婚で子供もいるらしい。但し介護未経験と言う。日本で暮らすいわゆる
在日フィリピーナである。

ゼロから教えること1日半で、ほとんどを吸収し積極的に自分から動くようになった。
同じようにゼロからこの世界をスタートした僕は、その時点ではまだビクビクしながら
ぎこちない動作で車椅子を押していて、三か月たったころにようやくひとりでまかされたことを思えば驚異的ですらある。


ある日、彼女の象徴的な場面を見た。僕に彼女が、「〇〇さん何か言ってますけど理解できません何言ってマスカ?」
僕、“あ~家に帰りたいって言ってるんだよ”いわゆる帰宅願望です。大半の入居者が
日々訴えることで僕らには慣れっこだったのだが・・

そう伝えると彼女は、目に大粒の涙をためて悲しそうに言った「可哀そうです!」
フィリピンでは、親は必ず肉親の誰かが最後まで面倒を見るという。

その後、彼女は自主的にその入居者を気晴らしの散歩に連れて行った。
後ろ姿を見て僕は、今の職場にこんな気持ちを持った職員は少ない、大切な仲間になるだろう。

だから調べた。 フィリピーナに気に入られる日本人とは?を
  • 外見|色白・背が高い・鼻が高い・清潔・メガネ(?)
  • 内面|優しい・マメ・明るい・面白い
中でも、鼻が高く、眼鏡をかけてるのはポイントが高いらしい。賢そうに見えるからだそうだ。お、俺やん!

 とにかくまだ短期間しか見てないけど久々にいい人材が入ってくれました。

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