狼と一緒に踊る このタイトルは映画を見終わるとジーンときます。
ケヴィン・コスナーが『アンタッチャブル』『フィールド・オブ・ドリームス』で稼いだ金を
つぎ込んだ超大作で完全版なら4時間 今回見たので3時間ちょいです。
登場人物たちの名前が『拳を握って立つ女』『蹴る鳥』『風になびく髪』そしてコスナーに与えられた名前が『狼と踊る男』なんとも皆それだけで姿形まですぐ想像できますねー
南北戦争に嫌気のさしたコスナーは俗に「フロンティア」と呼ばれる砦にひとり赴任します
白人の定着地域のもっとも外側にある開拓地、あるいはそれに接する未開拓地を含めて「フロンティア」と呼ぶのですが、そこは僕らが使うフロンティアスピリッツなんて用語では片づけられない場所だった
インディアンの生活と交流にしだいに魅了されてゆくケヴィン・コスナー
ワイドショットの西部の原野、風になびく草原の音、吹き抜ける風の音などは実に素晴らしく
バッファロー狩りのシーンなどは圧巻で迫ります。
『拳を握って立つ女』と恋に落ちて結婚する『狼と踊る男』だったが西部開拓時代のうねりは
そんな普通の暮らしをしているインディアン達を容赦なく追い詰めます。白人が話す言葉、習慣、
生活だけが正しいのか?それも自由と彼らは呼ぶのか?
果たしてふたりの行方は?インディアンたちの末路は?
エンディングに13年後最後のインディアンたちが投降したとテロップがでます・・
全く3時間の長さを微塵も感じさせない素晴らしい映画でした~
☆1990年/この年のエピソード☆
「アッシーくん」
呼べばすぐ来て、車で送り迎えしてくれる男。夜遊びで遅くなった時には便利であるが、「足」代わりでしかない。
「おやじギャル」
何でも父親がするようなことを好んでやるたくましく、男並みの行動力と生活力をもった20代後半の」女性。ゴルフ、赤ちょうちん、競馬、株など
1990年・第63回アカデミー賞
主演男優賞
ジェレミー・アイアンズ
主演女優賞
キャシー・ベイツ
助演男優賞
ジョー・ペシ
助演女優賞
ウーピー・ゴールドバーグ