“航空映画”の元祖とされる無声期の大作。幼なじみの若い男女、メアリーとデビッドの恋のさやあてを軸に、第一次世界大戦下のフランス戦線で激闘する米空軍の勇姿を描いている。C・ボウの魅力あふれる演技や、後に大スターとなるG・クーパーの端役出演、「ロイドの人気者」のJ・ラルストン(この映画の相手役、R・アーレンとのちに結婚)、第1回のアカデミー作品賞受賞と話題にはこと欠かない作品。また、本作は効果音と音楽入りの“サウンド版”無声映画であり、本国での上映の際にはスペクタクル場面になると画面の両端が左右に開いてワイドスクリーン化する“マグナスコープ”も用いられた。
♠同じ町に住む若い男ふたりが喧嘩しながら共に空軍パイロットになるまでを
まず丁寧に描きその中で徐々にお互いの友情が目ざめ彼女のことなども話すように
ようやく戦闘機乗りになれたふたりは空へと舞い上がる(この映画が初の空撮だそうです)
ドイツ敵機との空中戦にはまだのんびりした敵とのキリリとしたルールもあり人間味がある
やがて第一次大戦が激化すると登場人物男女も巻き込まれ『戦争』とは何か?を痛烈に描かれており
引き込まれる。
そして・・
ドイツ機に片方の友が撃墜されてしまう
戦死したと思った友人 復讐に燃えて単機ドイツ領内へと飛び立ち快進撃です!
そして戦果上げて意気揚揚とアメリカ基地へ帰還する途中に一機のドイツ機を発見!
すかさず これも撃墜したのだったが・・
なんと!!!!
その敵機に乗っていたのが 死んだと思いこんでいた【親友】
敵機を奪いドイツ機でアメリカ基地へと向かう途中だった・・・
相打ち 戦争ではよくあることです
まして鍵十字マークデカでかと機体にデザインされたドイツ機・・
その後の展開は 見てのお楽しみってことで・・
いや~~人間ってたとえ80年前の映画であろうと80年後の今であろうと