映画前の夜食 かすかなきつねそば なんじゃこの料理?ミンチ&もやしの炒めもの 解説: 1970年代のアメリカで、同性愛者であることを公表して公職に就いたアメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマ。監督は『エレファント』のガス・ヴァン・サント。個人の権利を守るために戦い、凶弾に倒れたミルクをオスカー俳優ショーン・ペンが演じている。同役ですでに多数の映画賞を制覇しているショーンの熱演と、今なお尊敬の念を集めるミルクの愛すべき人柄をフィルムに焼き付けたガス・ヴァン・サントの手腕を堪能したい。 あらすじ: 1972年のニューヨーク。金融や保険業界で働いていたミルク(ショーン・ペン)は、20歳年下のスコット(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成することになる。 ハーヴェイ・バーナード・ミルク
(Harvey Bernard Milk, 1930年5月22日 - 1978年11月27日)は、アメリカの政治家、ゲイの権利活動家。日本語では「ハーヴェイ」「ハーベイ」と表記されているが、英語での発音は「ハーヴィー」である。1977年、カリフォルニア州サンフランシスコ市の市会議員に当選し、同国で初めて、自らゲイであることを明らかにして、選挙で選ばれた公職者となる。しかし、議員就任1年も経たない1978年11月27日、同僚議員のダン・ホワイトにより、ジョージ・マスコーニ市長とともに同市庁舎内で射殺された。この事件の裁判で、ホワイトはわずか7年の禁固刑を宣告され、この評決に激怒した同性愛者らが、サンフランシスコで広範囲にわたる暴動を起こした。1999年には「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」に選出されている。 ♠今でこそはるな愛だろうがイッコーだろがカリヤザキだろうが大手を振ってメディアで ゲイを売り物に金を稼げる時代になりそれはひと時代前の「キワモノ」的存在でもなくっている 同性愛を描いた映画では過去に『ブロークバック・マウンテン』と言うポニが高く評価した映画が ありますが本作『ミルク』ではゲイの世界をよりリアルかつシビアな目線で見ることができます。 何事にもパイオニアたるものは過去に前例のないことを成し遂げる勇気と意志がある ゲイでありながらサンフランシスコ市の市会議員に当選するのですが当時の同市長の深い理解も 見逃せません。 自分はゲイでもないしゲイが好きでもないが、ある点では彼らが何故黒人やユダヤ人などと同様に 生きてるだけで法の下の平等をないがしろにされなければならないのか もちろん同性愛者にはエイズの問題もある しかしながらわずか30年前ハーヴェイ・バーナード・ミルクがなしえたことは 30年後の今では大きくゲイの認識を変えて今や同性結婚までが認められる世の中に変化したことを 思えば彼のパイオニアスピリットは偉大であり演じたショーンペーンの熱演にも拍手を贈りたいです。
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