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【橋梁探訪13】新橋(昭和25年)〜佐那具という地名はどこから来たか〜(伊賀)

ここはJR関西本線の佐那具駅(さなぐ)伊賀上野駅から亀山方面へ一つ目の駅。

木造の有人駅舎でとても味のあるいい駅です。

新幹線でも止まれそうな長大なホームにたった一両の列車がやってくる

今年デビューしたお茶の京都トレイン(キハ120)

駅前を歩くと宿場町の面影が色濃く残ります。

佐那具(さなぐ)って地名なんか変わってるよね

このあたりは銅鐸が多く作られていてその後鉄鐸になってくんですが、鐸というのは鐘のことで普通「たく」と読みますが、古語ではこれを「サナギ」と読んでいた。漢字で書くと「佐那伎」になる。これが変化して佐那具の地名になったとも言われている。

いやいや待ってくれ〜なんで鐸がサナギと読めるねん?

銅鐸も鉄鐸もいわゆる鐘なのでカーンカーンうるさいわけよ、なので鉄鐸のことを「狭鳴き」(さなき)と呼ぶようになった。今でもうるさいことを「さわぐ」と言うのもこのサナギが語源とも言われる。

【新橋】昭和25年 RC橋

・全景

巨大な親柱が絶大なインパクトです。昭和25年からの姿を完璧に残す素晴らしい

フォルムです。橋の構造でRC橋とPC橋ってのはよく出てくる。C=コンクリートね

R=リーンフォースド(強化鉄筋)、P=プレストテスト(プレあらかじめストレスをかけた鉄筋)なんのこっちゃようわからんと思いますが、簡単に言うとRC橋より頑丈なのがPC橋です。

・親橋

橋名板には読み名・・・・しん・・・・・ばし!濁点ついとる

参考にしている全国橋梁データMAPでは「しんはし」と記載さているのだがここは

しんばしで間違いなさそう。親橋上部にある穴は常夜灯があったのかな

配線出とるから間違いないだろう今でも常夜灯灯いてたら風情あるのにな〜

・高欄

左下に火星人みたいのがいます。アーチの意匠も凝ってます。橋長101メートルあるので

アーチが並ぶ姿も壮観です。

橋のそばに橋脚後と橋台が見えます。細い何か橋があったのでしょうか

・袖高欄

橋探訪13本目にして初めて出てきた「袖高欄」(そでこうらん)

橋の欄干の延長線に作られるもので橋へアプローチする装飾品の意味合いもあるのでしょうか

・今日の飯 たんぼの見えるいつもの店でいつもと同じメニューを食べる

・今日の飛び出し坊や(猫バージョン)

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