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【橋梁探訪11.12】中橋(昭和8年)・宵宮橋(昭和7年)〜伊賀奥鹿野で気づいた橋の呼び名に濁点がない理由〜

こんばんは〜橋幾三です。突然ですが大阪に淀屋橋ってありますよね

あれ間違いなく誰もが「よどやばし」と呼んでますよね?

しか〜〜し!橋そのものは「よどやはし」と橋に濁点がつきません。

そういえば前回記事にした血黒橋も読み方は「ちくろはし」でした。

(11)【中橋】(なかはし)

・全景・高欄

大きな親柱にアーチが美しい高欄の意匠とてもバランスがいい古橋です

・親柱・

写真では見えづらいですが確かに濁らず「なかはし」となっています。

このように橋を〜バシでなく〜ハシと濁点をつけないのは、濁流で橋が流されないようにとの願掛けみたいなものです。関西圏の橋で多くみられるそうです。

 

少し進んだ所にあるのが奥鹿野では一番価値の高いとされる橋です。

(12)【宵宮橋】(よいみやはし)

・全景・高欄

先の中橋よりも古い昭和7年ですが、なんかシンプルですね親柱と高欄部分は全体を

上塗り補修してある気もします。主桁は当時のままみたいです。

高欄(欄干)は丸パイプを縦に並べています。橋によじ登って落下しないように工夫されています。(足をかけれるように横渡しはされない)

 

橋はその町、村のランドマーク的な存在もあるので高欄の意匠も含めていかにまわりの

景観とマッチさせるのかも見どころであります。

・今日の飛び出し坊や

 

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