小学生低学年の頃、家の近く淀川に架かる赤川の鉄橋を蒸気機関車が走っていて
線路の上に10円玉か五円玉を置いて踏ませるとペラペラのせんべいみたいになる
遊びをしていた。蒸気機関車は汽笛を鳴らし続け運転手が顔出して怒鳴りまくる
僕らは一目散に逃げ帰った。次の日も同じことをする。今なら大ごとになることも当時はこのクソガキが!で済んだ時代である。
いつの間にかそんなSLの走る姿は線路から消えた。
【55】家山川橋梁のSL
客を乗せて汽笛を鳴らし煙を吐いて疾走するSLが撮れるのが大井川鐵道だ
家山駅でSLの橋梁通過時刻を確認する。
折り返しが通過すると聞いてダッシュで家山川橋梁でスタンバイ
E32を先頭に客車後からSLが押している
うむ・・・後追いじゃイマイチぱっとしないので橋の下へ移動してもう一本が
通過するのを待つ
そうそうこれやがな!いいのが撮れたぞ
道の駅川根温泉で風呂に入り今夜はここで車中泊、深夜からとんでもない寒さになり
まいったけどこれもいい思い出なんだ
明けて1月24日は雪の舞う1日だった
【56】大井川第一橋梁のSL
ゆるくカーブした大井川第一橋梁は道の駅の裏手にあり素晴らしい撮影ポイント
ここを渡るのは1日一本だけなのでなんとかキメるぜ
長い汽笛を鳴らしてやってきた。なんてノスタルジックなんだ
いい感じに収まったと思う
【橋57塩郷の吊り橋】強風で怖いので渡らず見上げた
次回後編は、最終目的地奥大井湖上駅です