
アカデミー賞4部門、カンヌ映画祭グランプリ受賞など各国で賞賛を集めたシリアスドラマ。ニューヨークに住む売れない作家のドンは、アルコールに溺れる日々を過ごしていた。酒代に困っては兄の金に手をつけ、果ては商売道具のタイプライターまで売ろうとする。絶望の淵をさまようドンをレイ・ミランドが好演し、オスカー男優の仲間入りを果たす。監督のワイルダーは、この作品で2番目の妻となるオードリー・ヤングと知り合った。
♠人に「これどんな映画なの?」と聞かれて
これね、「アル中のおっさん映画」と即答できるから楽チンです
おっさんといってもまだ独身で33歳なんですが
酒なしでは生きていけませんアル中なんてどこにでもいそうだが
描写と音楽がまた怖いのですよ~~まるでヒッチコック風な旋律と影で魅せます
週末の金曜から日曜に禁酒かねて兄と田舎へ帰る予定だったんですが・・・
さすがアル中はブッチして失われて行くんですね~~週末がぁ~~
主演のレイ・ミランドは二枚目ながら当時は大根役者なんて言われてましたが
この役は完璧にハマリ役だったようでアカデミー主演男優賞をGET!
その後やはりヒッチコックが目を付けて『ダイヤルMを廻せ!』に主演しています。
誰もが一歩間違えると陥りそうな出来事をうまく描写していたのは
ビリー・ワイルダー監督の手腕もあるがこの1945年は実にそれまでとは
カメラワークに格段の進歩が見られて引きつけられた。