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『ブタがいた教室』(2008) -742


監督: 前田哲 “いのち”の長さは
誰が決めるの?

出演: 妻夫木聡 星先生
大杉漣 仁科教頭
田畑智子 池沢先生
池田成志 小鷲先生
ピエール瀧 榎木伸哉の父
清水ゆみ 音楽教師
近藤良平 太田雄馬の父
大沢逸美 松原菜野花の母
戸田菜穂 甘利花の母
原田美枝子 高原校長



1990年に大阪の小学校で実際に行われ賛否両論を巻き起こした授業を映画化。食育といのちの大切さをテーマに“子ブタを自分たちで飼育し自分たちで食べる”という実験的な実践授業に挑んだ新任教師の星先生と26人の生徒たちの1年間を見つめ、最終的にブタの処遇を巡ってクラスを二分しての白熱の議論を戦わせるさまをドキュメンタリー・タッチで綴る。主演は「ザ・マジックアワー」の妻夫木聡。監督は「パコダテ人」「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」の前田哲。
 4月。6年2組の担任となった熱血新米教師の星先生は、ある大胆な授業を計画していた。それは、生徒たちに生きているものを食べるということに真剣に向き合ってもらおうと、最終的に自分たちで食べることを目的に、1年間クラスでブタを飼育してみようというもの。星先生の熱意が伝わり、校長から学校でブタを飼う許可も無事取り付け、星先生と26人の生徒たちによるブタの飼育が始まる。生徒たちは子ブタを“Pちゃん”と名付け、一生懸命世話して可愛がるようになるのだったが…。



❤クラスに甘利花とう女子がいて転校生らしく以前の学校での制服を着ているんだが
自分も高校まではいつも転校生と言うポジションで(父の仕事で転勤が多かったのです)
あったため妙に親近感持って見始めました。


「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います。」


Pちゃんと名前までつけ全員で1年間可愛がってきたブタを彼らが卒業する時にどうするか


物語の見どころはその出される結論ではなく どうすべきかを議論する教室でのシーンにつきる


子供たちには脚本はなく自分の言葉でぶつけあうシーンで飛び交う意見の数々に釘付けになる
実に素晴らしい場面であります。


見ながらもし自分ならどうする自分なら・・と何度も自身に問いかけました。


きっと食うだろうな俺 それで命貰ってると思いたい。

妻夫木聡の先生役がまた良かったです。 転校生の花さえこの問題に一体となれてふと「小学校っていいな」なんてね

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