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『フィールド・オブ・ドリームス』(1989) -743


‘失ったものたちは帰ってくる--若き日の父に姿をかえて。’監督: フィル・アルデン・ロビンソン


「ブラックソックス事件」で球界を追放された「悲運の8人」の一人。
"シューレス" ジョー・ジャクソンを映画ではレイ・リオッタが演じます


ある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を造り始める。信念に従って行動する主人公と彼を暖かく見守る家族。信じる事の尊さ、愛する人を思う事の素晴らしさをファンタジーの姿を借りて語りかける感動作で、人を愛した事のある人全てのための映画と言える。役者たちは皆鮮烈にして忘れ難く、下手をするとオカルティックになりそうな話を淡々と、それでいて詩情豊かに描き上げた演出は驚異的ですらある。ジェームズ・ホーナーの音楽も良い。W・P・キンセラの『シューレス・ジョー』を原作とした、アメリカ映画80年代最後の傑作。

出演: ケヴィン・コスナー /レイ・キンセラ
エイミー・マディガン /アニー・キンセラ
ギャビー・ホフマン/ カリン・キンセラ
レイ・リオッタ /シューレス・ジョー・ジャクソン
ティモシー・バスフィールド /マーク
ジェームズ・アール・ジョーンズ /テレンス・マン
バート・ランカスター /アーチボルド・グレアム



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❤偶然にもこれの前に見た『地上より永遠に』(1953)に出ていたバート・ランカスターが

36年後のこの映画に出ていていい役どころを演じています。



野球をテーマにしていますが全く野球を知らなくてもこれは泣けます!

ドラッグ、暴力、SEXで腐ってた70年代のアメリカを挟みその遥か昔と現代にあっても

絶えることなく受け継がれてきた野球はアメリカ人そのものです。



そして一面のトウモロシ畑はアメリカの原風景とも呼べる場所


そこへ天の声を聞いて突然野球場を作るのですが

ありえない話なのに何故か引き込まれてゆくのは過去の選手たちがプレーするフィールドと

外で見ているケビン・コスナーらの映像が絶妙なトーンなのです。


特にラストでケビンと父親がキャッチボールしながら日が暮れて照明が入り夜になる

カメラが上空から捉えたその先にグランドへ向かう長蛇の車のライト


もうジュンじゅわ~~~~~~~~ってなります。

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