PONYの缶詰

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『レイジング・ブル』(1980)-919












ジョー・ペシ(ジョーイ・ラモッタ)











スコセッシはボクシングが嫌いだ。『タクシードライバー』は「ロッキー」に破れ、『アビエイター』は
「ミリオンダラー・ベイビー」の前に屈した。

よしそれなら俺もボクシング映画で一発当てるジョー!

召集されたのは、デニーロにジョー・ペシ・・・またかよ(笑)このメンツからして
爽やかなスポ根ドラマであるはずもない。

だいいちモデルになったジェイク・ラモッタ ボクサーとしての成績は一流だが
プライベートがやばすぎる。 当然映画の焦点は彼の私生活

序盤からちゃぶ台ひっくり返すデニーロ!お前は星一徹か!嫁は発狂
とにかく疑い深く女の独占欲が強い。典型的DV男

弟のジョー・ペシは、少し物腰やわらかな男だ。しかし他の映画でペシを知ってると
なんだか物足りない・・こいつはキレでナンボでしょ?キレないの?

あ!!!やっぱし!!ブチキレたぁ~~ スコ爺&デニーロ&ペシ映画こうでなくちゃね(笑)

見どころはこれで主演男優賞GETしたデニーロの同一映画内体重25キロ増かな~
内容はですね~ボクシング映画というかやはりマフィァものチックだよね

家族を失い、栄光も失いムショに入れられて保釈金1万ドルを作るために
チャンピオンベルトを叩き割る。 ラストで駆け寄るジェイク・ラモッタに視線を合わそうとしない
弟ジョーイ・・・・


プロ(ボクサー)の苦悩はリングに上がる者だけが理解できるのかもしれない

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