PONYの缶詰

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『わが心のボルチモア』(1990)-947









ジョーン・プロウライト
 

  






男がやってくる場面です。この地出身である監督の自伝的な家族映画らしい

「家族会」なんて集まりまである大家族はAVALONと呼ばれる集合住宅?のような場所に暮らしてましたが、やがて小さな家族単位で郊外に住んだりするうちに核家族化していく

家族の団らんは取りとめのない会話と食事、それでも年に数回集まる大家族の楽しみだった
そこへ「テレビ」が登場することで団らんの様相も変化していくんですねー

登場人物がやたらに多くて前半はダラダラした展開 かなり退屈なので禁煙と言いながら
タバコを2本も吸ってしまった(汗)

後半になり大型ディスカウントショップの経営の成功~火事と見せ場もあります

しかしこの映画、白黒だったTVが、最後老人ホームに映る時にはカラーになっているように
かつてこの地に夢見て集まった移民の大家族も、もはやモノクロTVのように色褪せた過去の
世界となっていく

アットホームな家族映画ではない。あくまでこの監督の故郷を懐かしんで描いたのであろうが
発掘良品「家族の映画」としましては、先日見た『バックマン家の人々 』が面白い。

収穫はこの映画後に「ボルチモア」って?どんなとこだろうと調べて地理と街の歴史を
勉強出来たことかな・・・

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