美少女育成に賭けたマゾ男のキモさが・・・きもすぎる
名作と言うものは映画でもそうですが、どれだけ時がたっても時代が変化しても
通用する。
大正時代に書かれたこの『痴人の愛』、令和の今読んでも全く色褪せてない
どころか、今でもこういう男と女はいる。
名作には、名言とか名シーンがある。この本は、この場面が象徴的に描かれる
痴人(普通の男から見たら)である旦那のM男が四つん這いになってS女のナオミを乗せて快楽にふける
満年齢で言うとおそらく13歳の美少女を自分の思い通りに調教しようとする
男25歳(本では数え)。
ところがこのナオミと言う女が数年後には、とんでもないズベ公、いや公衆便所と
行ってもいくらい奔放な性に走るのね。
普通の男ならブチ切れて八つ裂きにしたいようなことを平気でするわけよ
ところがこの男、実はマゾヒズム気がありそんなナオミに益々のめり込む
ナオミとM男、このふたりの主人公を描くバランスが絶妙であります。
果たしてこんなふたりの愛(性)の結末やいかに・・・・
おすすめ度🌟🌟🌟