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仏像探検【9】〜新薬師寺と入江泰吉〜大和十三仏霊場

去年の冬は何かひとつやり抜くぞ!と近鉄電車全駅舎287巡り後半はとても

苦しい戦いだったが、達成した記憶はのちに心に刻まれた。

今年新年1発目の企画はこれだ

 

仏像を見に大和十三仏霊場を巡ってみよう。

宝山寺・安倍文殊院・長岳寺・中ノ坊(當麻寺)・おふさ観音寺・玉蔵寺(信貴山)

赤字の6寺は、すでに攻略してブログに上げていたので残り7寺

【新薬師寺】〜薬師如来〜

1月連休最終日春霞みたな陽気の奈良へと出撃!

聖武天皇の病その平癒を願い光明皇后が、霊験新たかかにと建てられた新薬師寺

しかしほとんどの伽藍は消失してしまい現在はこじんまりした小寺です。

しか〜〜〜し!すんごい仏像がここにはあるんですよね

どこか可愛いお顔した本尊薬師如来坐像、それを守護するように周囲に配置された

日本最古で最大の十二神将は迫力満点

ほぼまだ奈良公園圏内にあって駐車場が無料なのはうれしかるかるです

屋外には様々な石仏、小さなお堂には三体の菩薩立像

本堂の中は、外から見るより広くて中にある十二神将がより迫力を増す

その中でも一番人気なのがバザラ大将

八部衆でも阿修羅像だけが飛び抜けて人気なのと同じように十二神将では

このバザラ大将が一番かっこええ

庭園を渡った小部屋では、新薬師寺の仏像を創建当時の彩色に復元する

ビデオが流れおり白鳳時代の鮮やかな十二神将が蘇る。

新薬師寺を守る鏡神社は、春日大社の旧本殿だったらしい(驚)

新薬師寺を出て1分も歩くと見えてくるのが

奈良を写す写真家では最も名高い入江泰吉その生涯をかけて撮りづけた奈良の風景

ひとつひとつ丹念に眺めてみた。一朝一夕では撮れないものばかりだ

モダンな建物は、黒川紀章設計。70年万博の東芝館とかのイメージの人ね(古すぎてわからん)

う〜んどれも素晴らしい!

後半の展示は、写真界の芥川賞【木村伊兵衛写真賞】を受賞した藤岡亜弥

「川はゆく」で受賞してるのだが日常を切り取るセンスは自分にはあまりよくわからない

目を引いたのはヒロシマ、原爆ドームを入れた日常の視点は素晴らしかった

ならまちへ移動して昼ごはんは【洋食春】

出来た当時はたしか1600円代だったものがなんと2200円!に

唯一無二のデミグラソース(美味)

さてと帰りますかね

奥に見える興福寺五重塔は、今年一月から2029年まで修復工事される予定だったが

資材高騰などの影響で延期されまだその姿を見ることができる。

 

 

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