誰だって人に嫌なことされたら、同等もしくは倍返ししてやりたい。
自分の子供を殺したやつには、お前の子供もお前も八つ裂きにしてやりたい。
ガキと言う生き物ほど恐ろしいものはない。その究極形態だ。
嫌ミスを通り越して、前半の第一部を最後まで読むのに何度となくゲロ吐きそうになった。だけど読むのをやめられないのは、その先にきっと希望の光があると
信じて読むからだ。
主人公が成長した第二部になりようやく、ほんまこいつだけは許さんゾ!いけ!
しかし、またしても期待は裏切られる。どこまでもガキは恐ろしいのだ。
最後のページに祈るような期待を抱く。だが・・・こ・・こんな結末で終わるのかよ~ うううううううううう! なんて本だぁ! 記憶に刷り込まれる一冊だった。