1973年滋賀県東近江市で誕生した飛び出し坊やは今年で50年。
タイミングよく映画翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜にも登場し再び注目されています。
交通戦争と言われていた1970年頃、子供の事故防止目的で多く作られた横断旗人形は一体が高価でした。そこで東近江市にある久田工芸という看板屋がより安価なコンパネを型抜きし手書きで完成させたのが飛び出し坊や。現在でも(小)サイズ9700円で売られている。
上記写真のタイプが通称0系(正確には二代目)で名付けたのは19歳当時のみうらじゅんと言われている。飛び出し坊やには妹もいたのですが、眉毛が片方しかなく子供が
怖がるという理由で撤去されていったそうです。
歩道の方向を向いた「飛び出さない坊や」も存在します
プレス加工で大量生産されるものもある
股間に設けられたネジの位置がナイスです。特に女児のは出血?
この場所はまだ伊賀市ですが、滋賀県に入った途端急激に飛び出し坊やの数が
増えてくる
手書きがいい味出してますね〜人間と同じように飛び出し坊やにも一生があるそうで
365日屋外で雨風に耐えながら子供の安全を見守るのでその生涯は人間よりはるかに
短い。
飛び出し坊やを探して滋賀を走っていると奇妙な鳥居が
半分埋まってしまったのかと思ったが、経年劣化で朽ちてきたために上部だけを
残したそうです。
突然目の前に出てきた阪神の植田海選手の応援看板。滋賀県甲南は植田選手の出身地
なんです。
頭を失ってなお子供の安全を見守る姿にグッときます
一方こちらのタイプは、呼び込み坊やと呼ばれるものでもはや道路にも面してなく
店の前にあったりと交通安全どこいった?的なのも近年多いです。
キーホルダーからお菓子類まで様々な飛び出し坊やグッズが販売されていて
琵琶湖だけじゃないぞ!滋賀県です。