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【伊賀國式内社12】宇都可神社・寺と神社の関係は?

本件と全く関係ないんですが、明日3月13日午前11時に延期された和歌山のロケットが打ち上げられることが決定した。串本まで走って見たい気持ちはあるけどまた延期とかもありえるし・・・断念

こんばんは!式内幾三です。伊賀の内保という地区にある宇都可神社、内保(うちほ)が訛って宇都可(うつか)と書くようになったらしい

ずいぶん迷ってようやくたどり着いた

社頭

社号標

式内宇都可神社、この【式内】の文字を収めることでほぼ目的は達した感がある

手水舎

鐘楼

石段と社殿

境内社

本殿はなくひっそりした神社だったが何故か印象には残る

寺と神社

神社が形成されたのは弥生時代と言われ、寺の元である仏教が日本に入ってきたのが

飛鳥時代なのですが、それ以降お寺と神社ってのは神仏習合〜神仏分離など色々ありながらもおおむねうまく共存してきたように思う。

神道は信仰であり宗教ではいから仏教という宗教と諍うことも少なかったのかもしれない。

仏教が勢力を増すにつれてお寺が沢山作られると色んな建築物が出来る

それを見た神社はええな〜あんなんうちも作ったろと灯籠を作り鐘楼も作り〜ので

本殿も作ったろとなるわけです。実におおらかな時代その名残は今も数多くの神社に

見られます。

明治になり神仏分離令が出されると一大廃仏毀釈ブームが巻き起こり仏教関連の

文化財はことごとく破壊されることになる。

そんな時代を経て今に至るわけですが、それでもお寺の隣に神社があり神社の中にお寺がある(その逆も)のを見るとどちらも根本は信仰心であり一方を拒絶するのでなく

現在の日本独特なお寺と神社の関係は特異ではあるけど自然に受け入れられているのではないでしょうか。

 

 

 

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