こんばんは!式内幾三です。式内社めぐりも中盤の十三社目本日は伊賀の甲野という
地区にある鳥坂神社へGO!
宝珠を備えた赤い橋の奥に山を背景に鎮座する
延喜式内鳥坂神社
はて?こいつは何鳥居ですかね?笠木はわずかに反ってる気もするけど額束なし
貫は柱を貫通しておらず、主祭神がアマテラスなので神明鳥居なのかな・・難しい
主祭神は大日孁貴命(おおひるめのむち)=アマテラスのことです
ここでもスサノオ君の名前がありました
拝殿の横に石段があり登っていくと本殿が見れる。このように間近に本殿が見れるのは
珍しいです。
狛犬とはなにか?
神社を守る役割の狛犬ですが、そもそもこれ犬か?左右一対でいるのですが
実は左の口を閉じてる方を狛犬、右の口を開けてる方は獅子といいます。
獅子はライオンで狛犬は高麗(こま)(高句麗)から伝わったので狛犬です
本来は本殿の中にあったものが、段々と前に置かれるようになりました。
この時代は、左右非対称のものが流行ったらしく似てるけど違うのがイケてると
されていた。
狛犬が踏んでるもの
基本的には右の狛犬(獅子)は玉を踏んでいます(口の中に玉もあり)
「玉取り狛犬」と言い家運繁栄(家のことがうまく転がるように)と
玉を転がしています。
左の狛犬は、小さい狛犬を踏んでるように見えますが、撫でてるだけで
「子取り狛犬」と言います子孫繁栄を願っています
狛犬以外のもの
神社によっては狛犬でなくキツネ、サル、ウシ、ベビなどが置かれることがあります
それらは狛犬とは呼ばず「神使」または「眷属」(けんぞく)と呼び狛犬とは
役割が異なります。
本日のMESHI 瑞福祥