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【伊賀國式内社24】陽夫多神社(やぶた神社)・なぜスサノオは絶大な人気者?

こんばんは!スサノオです。漢字で書くと素戔男尊、素戔嗚尊 建速須佐之男命  神須佐能袁命とかです。ほんとはゼウスとかアポロンとかにして欲しかったです

陽夫多神社、主祭神はスサノオ。最寄りの駅は関西本線佐那具駅そこから北へ行くと河合という村につく

参道

参道はこちらの東から入る表参道と南から入る裏参道がある

鳥居

鳥居は額束がなく貫は柱を貫通していない明神系伊勢鳥居

境内

拝殿

拝殿奥の本殿は最も神聖な場であり普段上がることは出来ないが、この日は神事があり

撮影班として氏子さんたちと共に上がれることになった

とても貴重なシーンを収めることが出来た。

夜には花火が奉納される

 

日本の神様屈指の人気を誇るスサノオとは

 

一言で言えば一番人間臭い神様であることが共感を呼ぶのかもしれない

出生の秘密

韓国ドラマのような生い立ち、スサノオは父であるイザナギから生まれた

父子家庭ですが、子ども心に母に会いたい!その一心で黄泉の国にいる母イザナミを

探し旅するのだ母を訪ねて三千里です

反抗期

姉アマテラスと暮らすことになったスサノオは反抗期なのかグレはじめる

アマテラスが小屋ではた織りをしてる屋根から皮を剥いだ馬を投げ入れ下にいた

別の神が死んでしまう。ゴッドファーザーのあのシーンのようだ

ブチ切れた姉アマテラスは岩戸にこもり、スサノオには莫大な損害賠償と男の象徴

マンダムな髭をそられ爪を全部剥がされ追放される

やさしい一面

ワルを好きになる女は、たまにのぞかせる優しさに惚れる

出雲にきたスサノオの前にクシナダ姫という美女がいて一目惚れ

この地で暴れるヤマタノオロチを退治しめでたく二人は結婚する

ヤマタノオロチから出てきた草薙剣をええもんでたらからと姉のアマテラスに

持っていくこのあたりからだんだんいい奴に更生していくのだ

家族思いのスサノオは美談へ

若いころやんちゃだったスサノオも結婚後は家族を大事にし子宝にも恵まれ

5代後にオオクニヌシが生まれる。

月日が流れたある日、スサノオの前に兄達のいじめから逃れ因幡から来たという

オオムナジがやってきてスサノオの娘スセリビメに一目惚れして駆け落ちする

温厚になったスサノオもさすがに怒ってオオムナジを追いかけるが途中で追うのを

やめてこう言い放ったのであ〜る

「オオムナジよ、お前が持っていた弓と剣で兄神たちを追い払え。そして大国主と名乗りスセリビメを妻として立派な宮殿を建てて住め。この野郎!」

 

こうしてスサノオは物語の主役から姿を消していくのである

他のどの神よりも波瀾万丈な人生(神生)でありその人間臭さが今なお絶大な人気の

秘密であろう

スサノオを祀る代表的神社

氷川神社(埼玉県)

八坂神社(京都)

須佐神社(島根県)

 

 

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